入門的研修の概要

1.入門的研修の目的

介護に関する入門的研修(以下「入門的研修」という。)は、これまで介護との関わりがなかった者など、介護未経験者が介護に関する基本的な知識を身につけるとともに、介護の業務に携わる上で知っておくべき基本的な技術を学ぶことができるよう研修を実施し、介護分野への参入のきっかけを作るとともに、介護の業務に携わる上での不安を払拭することにより、多様な人材の参入を促進するために行うものである。

2.入門的研修の主な対象者

入門的研修の主な対象者は、企業等で定年退職を予定している者や、中高年齢者、子育てが一段落した者などが考えられる。
なお、この他、地域住民や学生などにも幅広く研修を実施いただくことも可能である。

3.実施主体

入門的研修の実施主体は、都道府県及び市区町村とする。
ただし、民間団体への委託により実施することもできる。
また、民間団体への委託により実施する場合には、研修の趣旨や目的を的確に理解し、研修内容を適切に実施できる講師を確保している民間団体を選定するものとする。

介護人材不足への対応(厚労省)まんじゅう型⇒富士山型

参考文献:厚生労働省 老健局 社会・援護局「介護人材の確保、介護現場の生産性向上の推進について」
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000967545.pdf(参照2023,11,14)図表:上記参考文献の図表をもとに作図。

 

我が国の介護ライセンス体系

 

入門的研修の重要性

日本における介護の入り口的研修である「介護に関する入門的研修」

その後の介護研修のスタートアップのために
  • 字幕付きホワイトボードアニメーションを各項目ごとに使用
  • 実技科目については現地へ日本人スタッフを派遣し、介護福祉士による現場教育を行う

 

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